So-net無料ブログ作成

今年のインフルエンザの傾向、予防接種は効いているのか? [日常]

今週の頭から職員会議があり今日から授業も再開したのだが、非常に咳している人が多い。どうやら休み中寝込んだのも自分だけではなさそう。自分の場合医者にかからなかったが、統計的にどうなっているかと思いCDCのサイトを確認してみたところ、以下の通りでした。

Weekly US Map: Influenza Summary Update

基本どこでも流行っているみたいです。ほとんどがwidespread。
Flureport.jpg

特にルイジアナ州をクリックしてみると、以下の情報が。

Influenza activity continues to increase in Louisiana. Influenza A viruses represent 85% of positive samples tested at the State Laboratory (71% A/H3N2, 29% A/H1N1).

検査の結果、今年の流行りはA型で、H3N2(71%)だとか。私の場合も胃腸に来ず高熱と筋肉の痛みだったのでこのA型でしょう。事実、もっと前から今年のアメリカでの流行りはこの型のようです。特徴は症状が重いとか。

CDC: 2017-18 Flu Season in U.S. Dominated by H3N2 Viruses

実はグリーンカードへの切り替えのため、今年は予防摂取を受けたのですが、効き目が気になるところです。もちろん推定値ですがCDCの発表によると、、、

Frequently Asked Flu Questions 2017-2018 Influenza Season

The 10% vaccine effectiveness (VE) figure reported in the news is an Australian interim estimate of the vaccine’s benefit against one flu virus (the H3N2 virus) that circulated in Australia during its most recent flu season.

(オーストラリアでの中間評価だとH3N2型のインフルエンザウイルスに対してワクチンの効果は10%程度という報告が)

In the United States last season, overall vaccine effectiveness against all circulating flu viruses was 39%, and VE was only a bit lower (32%) against H3N2 viruses. Vaccine effectiveness against other flu viruses (i.e., H1N1 or B viruses) was‎ higher. The United States has a very robust network that estimates vaccine effectiveness each season. This season’s flu vaccine includes the same H3N2 vaccine component as last season, and most circulating H3N2 viruses that have been tested in the United States this season are still similar to the H3N2 vaccine virus.

(アメリカでの昨年のデータはH3N2型のインフルエンザウイルスに対し32%で、今年もワクチンにH3N2型に対して同様の成分を含んでいるので、効果は同程度だろう)。

ただ他のパラフラフにも書いてありますが、

Flu vaccines provide better protection against influenza B or influenza A (H1N1) viruses than against influenza A (H3N2) viruses.

(H3N2型のインフルエンザAは他のB型やH1N1型と比べて効きがあまり良くないらしい)

のが事実のようです。理由はというと、「Why is flu vaccine typically less effective against influenza A(H3N2) viruses?」をお読み下さい。簡単に言うとH3N2型のインフルエンザAは変異してどんどん姿を変えてしまう率が他より高いため、ワクチンの効きがベストマッチになりにくいからだそうです。

つまりただ寒くて乾燥していたからだけでなく、ワクチンが効きにくく、症状が重くなりがちの種類が流行っている、ということみたいです。治りかけとは言え、うがい手洗いを励行してまだまだ自分も気をつけないといけませんね。

P.S. 日本はと言うと、同じA型でもH3ではなくH1の方が流行っているみたいですね。変異で株が少し変わっているはずなので、アメリカのそれと全く同じではないかと思いますが。

週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数、2017年第20~49週

また予防接種も(H1N1)pdm09が入っているので、それを受けた方はアメリカのそれより効き目があったかも知れません。

2017~2018年シーズンインフルエンザHAワクチン製造株
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog